「花もわたしを知らない」

花と写真の学習帳

National Cash Register Model 542 (その3)

除雪以外にすることが無くて、ブログを更新しました。
今回はモデル542の操作説明です。
販売者のオペレーションは、取り引き種別選択レバー + 扱い者ボタン + 売上金額ボタン を押してクランクハンドルを回して、開いた引き出しをに現金を出し入れします。(この操作は前回のブログの動画でご確認ください)
オーナーはレジスターの鍵を操作することで売り上げの集計をします。

↓レジスターの右サイドには#1、#2、#3、#5のLockがあります。
National Cash Register model 542 1801

#1 Counter Flash Lock Key 、グロストータルカウンターのブラインドの開閉を行います。
model 542 Key#1 1801

↓Counter Flash Lock Key #1 を回すと、グロストータルをリセットできるように窓が開きます。
model 542 Key#1 1802

↓Counter Flash Lock Key #1 を回す前は、グロストータルカウンターは目隠しされていて合計器は見えません。
model 542 Key#1 1803

↓Counter Flash Lock Key #1 を回すと、グロストータルカウンターのブラインドが開いて合計を見ることができます。
model 542 Key#1 1804

↓Counter Reset Key を回して、グロストータルカウンターを0(ゼロ)にできます。
model 542 Key#1 1805

↓Counter Reset Key を回すと、グロストータルカウンターリセット回数器がカウントアップします。
model 542 Key#1 1806


#2 Register lock key、この鍵が回っているとレジスターの操作ボタンがロックされてレジスターは操作不能となります。
model 542 Key#2 1801


#3 Drawer Position Lock Key、このカギを回しておくと、開いている引き出しを閉めないとレジスターの次の操作ができません。
model 542 Key#3 1801


#5 Printer Hood Lock Key、プリンターのカバーをロックします。
model 542 Key#5 1801


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↓レジスターの正面、キーボード下には#6 Lockがあります。
National Cash Register model 542 1803

#6 Special Counter Cover Lock Key、取引種別カウンター窓を開閉します。
model 542 Key#6 1801

↓ブラインドが開いて取引種別カウンターを見ることができます。
model 542 Key#6 1802


↓カウンターリセット用の窓が閉っています。
model 542 Key#6 1803


↓#6 Keyを回すとリセットキーを挿入できるようになります。
model 542 Key#6 1804

↓リセットキーで取引種別カウンターを0(ゼロ)に戻すことができます。
model 542 Key#6 1805

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レジスターの左サイドには#8 Lockがあります。
National Cash Register model 542 1802

#8 Counter Reel Flash Lock Key、取引種別の合計を確認したりリセットする為の鍵です。
model 542 Key#8 1801

↓#8 Keyを回すとリセットキーを挿入する窓は開き、取引種別合計の確認回数器がカウントアップします。
model 542 Key#8 1802

↓取引種別合計器のブラインドが開いて取引種別の夫々の合計を確認することができます。
model 542 Key#8 1803

↓リセットキーを挿入して合計を0(ゼロ)に戻すことができます。
model 542 Key#8 1804

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引き出しの中の金貨入れにはカバーが掛かっていてロックされています。
Gold Coin Cover Lock Key,金貨は紙幣より管理が厳重です。
model 542 gold coin Lock Key1801


↓金貨を取り出すときにはカギが必要です。
model 542 gold coin Lock Key1802

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ここからは問い合わせコメントに返答をする為に掲載しました。

「Q」
 復刻の100周年記念ナショナル313モデルのキャッシュドロワー?が奥までキチンと閉まりません。何が原因でキャッシュドロワーが閉まらず、ボタンと連動してないのか? わかる範囲で知恵をお貸し下さい。よろしくお願いします!

「A」
 NCR 313 Special Edition は持っていませんのでよくわかりませんが、このレジスターは復刻とはいってもキーボードと表示器とドロアーを簡易的に連動したものだと思います。
引き出しが奥まで閉まらないのは、フックの鉤とフック受けがぶつかっているからだと思われます。フックの鉤はレジ本体側にあってボタンを押すとフック先端が持ち上がるようになっているものと思われます。
ドロアーを奥まで押し込むと、ドロアー後部に付いているフック受けが本体フック先端を持ち上げ、ドロアーをさらに押し込むとフックが下がってフック受けを引っ掛けるようになっていると思われます。
簡単な機構なのでドロアーを外して奥を覗くと確認できます。
引き出しの奥のフックを上に持ち上げて引き出しを引けば引き出しは取り外せます。(下図参照)
NCR 313 SP Drawer Open



このレジスターはネジを外せば簡単に分解できます。復刻とはいえ簡単なメカニズムで作られています。ご自分で修理は可能と思われます。どうしても分からないのであれば往復の送料(家財宅急便)をご負担下されば修理を承ることもできます。



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  1. 2018/01/24(水) 17:28:05|
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National Cash Register Model 542 (その2)

4ケ月もかかりましたがようやく完成しました。



↓ビフォアー
National Cash Register model 542 1801
↓アフター
National Cash Register model 542 1802

↓ビフォアー
National Cash Register model 542 1803
↓アフター
National Cash Register model 542 1804

↓ビフォアー
National Cash Register model 542 1805
↓アフター
National Cash Register model 542 1806

↓曲がったフレームの修正。このままではガラスが入りません。
National Cash Register model 542 1807

↓青銅は磨けば金色です。磨いた後でウレタンクリアー塗装をしました。
National Cash Register model 542 1808

↓錆びを落としてもまた錆びますのでニッケルメッキをしました。メッキも不十分だと錆びるのでメッキの上からウレタンクリアー塗装をしました。
National Cash Register model 542 1809

↓紙幣押さえのOリングは国産品をネットで探して交換。
National Cash Register model 542 1810

↓金貨用のカバーはEbayで購入、カギは手持ちの骨董品を加工した自作です。
National Cash Register model 542 1811

↓ボタンのシートは年賀状ソフトで作成しクリアーフィルムを貼り付けました。
National Cash Register model 542 18012





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  1. 2018/01/19(金) 15:08:51|
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National Cash Register Model 542 (その1)

National Cash Register Model 542 はアンティークレジスターの最高峰です。
何が最高峰かと言いますと重量がとてつもなく重いのです。
一人では持てません、私の様な貧相なG3では二人がかりでもダメです。
このレジスター、数年前に私がオークションで競り負けしたものですが、その時の落札者が数年後にオークションに出品したものを私が即決価格で落札しました。競り負けたときより2万円も高い上に不都合な箇所が幾つかあったのですが・・・。

     


↓巨大なレジスター。どこかに不都合があるらしく、途中で止まっていてクランクハンドルも回りません。
National Cash Register 542   1701

↓右サイドのレシートプリンターの上部にはレシートロール紙をセットする為のリールがあったはずですが、100年間も彼方此方と人手を渡って来たので無くなっています。
National Cash Register 542   1702

↓左サイドの合計器カバーには焦げ茶色のペンキが塗られています。真鍮磨きで失敗したのでしょう。
National Cash Register 542   1703

↓真鍮製の重たいキャビネットやドロアー等を外して少しでも軽くし、お婿さんに手伝ってもらってワークベンチへ運びました。
機械を洗う為に更に部品を外しました。
National Cash Register 542   1704

↓お婿さんに手伝ってもらって、セメントをこねる為のプラスチック容器に入れました。
灯油でクリーニング後にミシン油を吹き付けました。その後お婿さんに手伝ってもらってワークベンチへ移動しました。
National Cash Register 542   1705

↓表示器のフラッシュ(ブラインド)のスプリングが折れていたので交換しました。
National Cash Register 542   1706

↓ベルが「カチッ」としか鳴らないので、ベルハンマーを削って「チ~~ン」と鳴るように調整しました。
National Cash Register 542   1707

↓引き出しの引っ掛かりが悪いので、ルーターでフックするスタッドを削り直しました。
National Cash Register 542   1708

↓金額ボタンを取り付けて、正常に動くことを確認しました。
National Cash Register 542   1709

↓お婿さんに手伝ってもらってワークベンチからレジ台のドロアーの上に移動しました。
National Cash Register 542   1710

↓更に部品を取り付けて、最終チェックが完了しました。
金ピカに磨いたキャビネットは来春には取り付けられるでしょう。
National Cash Register 542   1711


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  1. 2017/12/22(金) 16:36:55|
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NCR 2114 組立完了

レジスターを構成する各パーツの修理や調整が終わったら順番に組立ます。
組立が正常に完了し、電源を入れてエラーが出ないことを確認してから、日本仕様のプログラムをローディングし、使用者固有のプログラム変更をして、レジスターの完成です。

↓完成したレジスターの動作やカタログ、仕様は下の動画でご覧になれます。



↓塗装し直した木製ベースに金属製のフレームを取り付けます。
NCR 2114  セットアップ 1702


↓メインボードPCB、キーボード、レシートプリンターを取り付けて各部が正常に働くかチェックします。
NCR 2114  セットアップ 1703


↓正常に動くことが確認できたら、標準プログラムをローディング後、お店に合うようにプログラムを変更します。キーチップのキーシートもキーボード配置のプログラムに合わせて入れます。
NCR 2114  セットアップ 1704


↓キャビネットを被せて完成です。
NCR 2114 セットアップ 1701

ゴム足の修理はこちら
プリンターの修理はこちら
キーボードの修理はこちら
電子基板の修理はこちら
外装の塗装修理はこちら

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  1. 2017/08/10(木) 11:54:27|
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NCR 2114 ゴム足の作成

NCR2114は故障すると引き出しが空かなくなるので、レジスターの底のレバーを押さないと引き出しが開きません。
その為に、いちいちレジスターをずらす為、ゴム足が千切れたり変形したりします。
この中古レジではゴム足が千切れて無くなっていました。

↓ホームセンターで買ったゴム板をゴム足の形に切断します。
ゴム足 1701


↓ネジ穴を開けます。
ゴム足 1702


↓ゴム足が回転しないようにイボが付いているので小さなゴムパッドを接着します。
ゴム足 1703


↓右が正規品、左が今回作成した模倣品です。固定のボルトは下側から入ってフレームにねじ込まれ、ゴム足が固定されます。
ゴム足 1704

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  1. 2017/08/10(木) 11:22:48|
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NCR 2114 プリンターのオーバーホール

オーバーホールとは完全分解して再調整することです。

NCR2114のレシートプリンターは、30年も前に製造されたものでインクやほこりで動作不良となっています。
仮にプリンターが動いたとしても、インクロールもスタンプもインク切れと発泡ゴムの硬化で印字は全く見えません。
各種の売上レポートはレシートに印字する以外に取得方法がありませんし、プログラムの設定もレシートに印字しないと確認できません。レシートプリンターが正常に動かない電子レジスターはただの金庫でしかありません。

↓パーツを全て外してフレームだけにします。
2114レシートプリンター 1701


↓取り外したパーツをさらに分解してクリーニングと注油をして組み立てていきます。
2114レシートプリンター 1702


↓全ての部品を元通りに取り付けます。
2114レシートプリンター 1703


↓ギヤのタイミングや電気的なタイミングは接続してから確認します。エラーになるようならタイミングを確認しながら再度組み立てなおします。
2114レシートプリンター 1704


↓インクロールは経年劣化で固くなり、インクが浸み込まなくなっていますので、新しいロールと交換します。ロールは市販されていませんので、自分で作ります。
2114 インクロール 1701

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  1. 2017/08/10(木) 11:06:34|
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NCR 2114 キーボードの防水

NCR2114のキーボードはシリコンゴムシートで防水されていたのですが、製造されてから30年以上経過しているのでシリコンゴムシートはボロボロに砕け散って機能を果たしていません。
薄いシリコンゴムシートは手に入りませんので、厚手で伸縮性のあるポリエチレンシートで代用しました。

↓キーチップを全て外したキースイッチの上にポリエチレンシートを広げます。
防水シート 1701

↓キーとキーの間に余裕がないとキーを押した際に周りのキーが引っ張られて同時に押されたようになってしまいます。
そこで、キーとキーの間のラップに余裕を持たせる為に錘(自転車のスポークで代用)を置きます。
防水シート 1702

↓錘の載っている状態でポリエチレンシートの上からキーチップを差し込み、錘を取り除いてキーボードの防水の完成です。
防水シート 1703

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  1. 2017/08/10(木) 10:45:01|
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