タチアザミ (キク科アザミ属)
花が垂れずに上を向いて咲き、茎は真直ぐに伸びて、草丈が1.5mから2mにもなることが名前の由来なのでしょう。
他のアザミと比べると葉が非常に細いこと、そして総苞が反らずに長く上に伸びていること、そして湿地に生えていることが大きな特徴です。
分かりやすい特徴をもつアザミなので同定に迷いません。






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- 2009/09/30(水) 22:13:26|
- 花
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アカタテハ (タテハ科アカタテハ属)
山道をドライブしていてアカタテハがホッコクアザミで吸蜜しているのを見つけました。
車を路肩に止めてカメラを取り出そうと後ろのスライドドアを開けたとたん、カメラが落っこちてコンクリートの道路にコロンコロンと転がりました。EOS-DXにバッテリーグリップを付けて35mmレンズ付きのキュービック形ですから良く転がること・・・(汗)。
レンズキャップもしていませんでしたが、外見上はたいしたダメージも見られませんが電源をいれる勇気がでません。メインカメラを三脚から外してとりあえずアカタテハを撮りました。
しばらく走っていると、芋掘り藤五郎が砂金を掘っていたのでここで初めてキュービック君を取り出してテストしてみました。なんとか写っている様で一安心です。
自然薯って道の駅やスーパーマーケットで売っている物とは大違いの形でした。





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- 2009/09/29(火) 23:04:00|
- 虫
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イボクサ (ツユクサ科イボクサ属)
♪盆の休みに 帰れなかった 俺の杜撰さ 嘆いているか あなたに あなたに 謝りたくて 仕事に名を借りた ご無沙汰 あなたに あなたに 謝りたくて 山裾の秋 ひとり逢いに来た ただ あなたに 謝りたくて …♪
親不孝を悔やむような生き方もしてきませんでした(たぶん)し、お墓参りするような信心深い人間でもありませんが、姉が彼岸のお墓参りをするお供をしました。
お墓を清めるためにペットボトルに水を汲もうと田の畦を歩いていてイボクサを見つけました。
私の身の回りからは絶滅したと思っていたイボクサを撮ることができて、生きていて良かったとつくづく思いました。田の雑草の中では最も美しい花です(と思います)。
♪わたしの~ お墓のま~えで 泣かないでください~ ♪







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- 2009/09/27(日) 21:18:21|
- 花
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コナギ (ミズアオイ科ミズアオイ属)
近所の田んぼで ♪瀬戸は日暮れて~ ゆうなぎコナギ~ ♪
と歌いながら 田んぼの雑草を撮っていると上の道路でトラクターに乗った兄ちゃんが
「そろそろ、田を起こしたいのですが・・・」と。
先日も撮ったし、別の田んぼでも撮ったのですが、
ミズアオイと同じく変てこなオシベがあるのでもう少し分かりやすく撮れないものかとチャレンジしていたのです。
田のオーナーのお爺さんと日本農業の今後を語り合っているうちにコナギは土の中に鋤き込まれていきました。(南無阿弥陀仏)
♪燃える男のぉ~ 赤いとらくたあぁ~ ♪
ヤンマーではなくてクボタでした。







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- 2009/09/26(土) 22:07:01|
- 花
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アレチウリ (ウリ科アレチウリ属)
アレチウリはオオハンゴンソウやオオキンケイギクと共に石川県の特定外来植物として駆除の対象となっていますが、河原の雑草まで駆除する人がいませんので増え放題です。
写真のアレチウリは能登の海岸で撮ったものですが、犀川の下流でも大繁殖しています。
県ではHPで駆除を呼びかけています。しかしこの雑草の花にはスズメバチがたくさん吸蜜に訪れており近づくと大変危険です。
「県民のみなさまへのお願い」
アレチウリの種子を撒いたり、許可なく育てたりすることは法律で禁止されています。夏に繁茂した後、秋にはたくさんの種をつけます。刈り取ったつもりで周りに撒いてしまわないよう、刈取り作業は結実前にすますか、結実後に刈り取った後はその場で速やかに焼却等処分してください。
アレチウリは秋には枯れてしまいますが、生えていた場所の土にはたくさんの種が含まれています。土の移動により、種子を広く撒いてしまわないよう、注意してください。





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- 2009/09/25(金) 22:47:27|
- 花
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シュウカイドウ (シュウカイドウ科シュウカイドウ属)
庭の日陰に咲くので日陰の黒とピンクのコントラストが綺麗だし、緑の葉を背景にしても美しくてついつい何度も撮ってしまいます。
咲き始めは雄花ばかりですが黄色のオシベが可愛いです。
雌花は雄花より遅れて咲き出しますので雌雄異株のように見えますが同株です。
雌花のシベはあまり可愛くありません。







http://hana0142406107subaru.blog81.fc2.com/blog-entry-110.html
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- 2009/09/24(木) 21:28:30|
- 花
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ヒャクニチソウ (キク科ヒャクニチソウ属)
長い連休の最後の日、ようやく自由な時間がとれたので愛人と白山麓の温泉に行ってきました。
近くの畑で花を撮ったり、田舎道で野草ウオッチングして火照った体を冷やしていましたが、いつまで経っても愛人が戻ってきません。
お昼のビールが効いた様で浴場の休憩室で眠っていました。
写真5,6はお昼の飯屋で撮ったものです。





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- 2009/09/23(水) 23:22:19|
- 花
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ママコノシリヌグイ (タデ科イヌタデ属)
磯の堆積した漂流物の上を覆いつくしているママコノシリヌグイの大群生にたくさんのチョウチョがやってきます、それを眺めているだけでとっても幸せな気分です。
写真を撮っているととっても楽しいです。
2枚目の写真が真っ黒となっていますが、どういう訳か知りませんが「袋とじ」になっているようです。
マウスでクリックすると中身が見えるようです。

↓袋とじです、クリックして開いてください。








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- 2009/09/22(火) 22:42:06|
- 花
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マンジュシャゲ (ヒガンバナ科ヒガンバナ属)
昨日の帰宅時に犀川に架かる雪吊り橋のたもとでヒガンバナを見つけました。出勤時には草茫々でしたから誰かがヒガンバナを皆に見てもらおうと生育地の手入れをしたようです。日没直後で光が不足して色が出ないので明日の楽しみとして数枚だけ撮りました。
早朝の澄んだ空気で綺麗な彼岸花を撮ろうと今朝はいつもより早めに出勤しました。雪吊り橋を渡っていると、昨日の場所でヒガンバナを摘んでいるおじいさんを発見、
「をいをい!せっかく綺麗な彼岸花を見ようと周りの雑草を刈り取ったのにぃ」--おるごどんの独り言。
「何もしないで、綺麗な花を撮ろうとしているお前が言えるのか! 昨日の夕方お前が撮っていた場所の芽が踏まれて何本か折れていたぞ」--天の声。
しかたがないので別の場所の草むら深く入り込んでヒガンバナを撮り終えて腰を伸ばすと、花摘みの老人が嬉しそうに彼岸花の束を持って自転車で帰っていきました。亡き妻の仏前に供えるのでしょうか?
夕方帰宅時に橋のたもとを見ると、今朝のことが何も無かったように蕾を付けた彼岸花がたくさん伸びていました。明日にはまたたくさんのヒガンバナの花が開くことでしょう。
写真1,2がお爺さんが摘んでいった彼岸花





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- 2009/09/18(金) 19:32:48|
- 花
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イシミカワ (タデ科イヌタデ属)
今日も天気が良いのでカメラを持って出勤しました。
犀川の河原でイシミカワの実をみつけました。
イシミカワは名前の由来から石実皮、石見川、石膠の漢字が充てられています。
タデ科と言われてもピンと来ませんが、ママコノシリヌグイやアキノウナギツカミのように茎に刺があって小花を咲かせるところが少し似ています。刺はママコノシリヌグイよりも鋭くて厄介です。
花は美しくありませんが萼(ガク)が肉厚に成長して実を包み薄緑色から薄紫、青紫へと変化して艶のある美しい実となります。
花は
過去のブログにてご参照ください。








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- 2009/09/17(木) 20:43:53|
- 花
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ススキ (イネ科ススキ属)
ススキを漢字で書くと薄(うすい)となるので、そ~っと頭に手をやるおるごどんであった(嘘よ)
『薄』とは草木が密集している処。物体の薄いこと。ふわっとしている物。冷淡。という意味があります。
『尾花』は動物の尻尾に似ているので付いたススキの別名で、このほうがしっくりきます。
今日は午後休暇をいただいて、雑草園の雑草取りをしました。ドクダミとツユクサは全部引っこ抜いて、アジサイは一番下の新芽を残してバッサリと剪定、ススキは倒れ掛かっているものを根っこから刈って真直ぐ伸びているものだけにしました。





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- 2009/09/15(火) 18:59:24|
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キクイモ (キク科ヒマワリ属)
今朝出勤時に犀川の河原で撮りました。
広い河原の所々に小群生していますのでよく目立ち、野草とは思えない美しさです。




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- 2009/09/14(月) 20:14:12|
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シュウメイギク (キンポウゲ科イチリンソウ属)
キク科かと思えばキンポウゲ科だし、花びらかと思えば萼片だという。
萼はいちばん外側に緑色で毛の生えたのがあるじゃないかと思うのですが、花弁のない単花被花なのだそうです。
いずれにしても、清楚な感じが日本人好みの花です。






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- 2009/09/13(日) 23:57:14|
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チカラシバ (イネ科チカラシバ属)
農道や学校の校庭脇に沢山生えていて別名を道芝(ミチシバ)といいます。
子どもの頃道の轍(ワダチ)の両脇のチカラシバを一束ずつ先端で結んで草のアーチを作って遊びました。
歩いてきた人がこの輪に引っかかってこけるのを見るのが楽しかったんです。今から思うととっても危険な遊びなんですが、こけても怪我をする人はいませんでしたね。




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- 2009/09/12(土) 23:23:45|
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キンエノコロ (イネ科エノコログサ属)
「秋の日はつるべ落とし」といいますが、5時30分きっかりに退社して犀川のサイクリングロードを写真を撮りながら下ると雪吊り橋の手前でそろそろ日没です。
キンエノコロはエノコログサの毛が黄金色の種類です。
そもそもエノコロとは子犬のことなのに別名はネコジャラシなんですね。




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- 2009/09/11(金) 23:01:54|
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コムラサキ (クマツヅラ科ムラサキシキブ属)
山に咲くムラサキシキブと花も実もおんなじですが、葉の大きさと実の付き方が違います。
生育が早く、育てやすいことから公園や庭に植えるられていることが多いのですが、我が家のは自然に生えてきて大きく育ちました。雑草園にも玄関にも咲いています。
花は8月初旬から咲き始め9月の初旬には実が色付き始めます。






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- 2009/09/10(木) 20:40:58|
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キンミズヒキ (バラ科キンミズヒキ属)
名前の由来は花序が水引草に似ていて金色であるからですが、水引草はタデ科でキンミズヒキはバラ科です。
一枚目の写真を撮っているところでマクロレンズが壊れていることが発覚しました。残りの写真は先月我が家の雑草園で撮ったもので、ちょっとだけ花が貧相ですね。




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- 2009/09/09(水) 22:13:17|
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ミズヒキソウ (タデ科タデ属)
玄関のドクダミに覆い被さって斑入りの葉の水引が沢山咲きました。例年より雨が多かったので葉が枯れないうえに、花穂の先端の小花まで開いています。
小花の上部が赤で下部が白いので紅白の水引に見立てたのか、赤い花穂のものと白い花穂のものがあるので水引としたのか、名前の由来はわかりません。





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- 2009/09/07(月) 22:10:40|
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タカサゴユリ (ユリ科ユリ属)
台湾が原産の帰化植物で、テッポウユリに似ていますが大型で葉が細く、花期はテッポウユリより遅い。
タカサゴユリとテッポウユリの交雑種であるシンテッポウユリとよく似ており同定に迷いますが、タカサゴユリは花弁の外側が薄い赤紫であることが特徴です。





http://hana0142406107subaru.blog81.fc2.com/blog-entry-372.html
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- 2009/09/06(日) 19:15:25|
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シンテッポウユリ (ユリ科ユリ属)
高速道路の法面に群生していますのでシンテッポウゆりでしょう。
よく似た高砂百合は能登海浜道の道路脇の小高い草地に咲いていますがもう少し花の外側に赤紫色が付いています。
シンテッポウユリは鉄砲百合と高砂百合の交配種とされていますが、実の方は種子島銃とガトリング砲の中間型で6連の銃身を持っています(鉄砲百合の名前の由来とは関係ありません)






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- 2009/09/05(土) 08:02:34|
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キツリフネ (ツリフネソウ科ツリフネ属)
ツリフネはホウセンカの仲間でホウセンカはツリフネソウ科ツリフネ属です。
果実(写真4)はホウセンカほど丸くないですが、ホウセンカのようにバネのように弾いて種を飛ばします。
シベは訪れる昆虫の背中に付いた花粉を受精しやすいように花の入り口に上からぶら下がっています(写真3)。このシベとハナグモがよく似ていることから、ハナグモが擬態して、近づいてきた昆虫を捕食していました。(写真5、6)






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- 2009/09/04(金) 19:15:45|
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オオバギボウシ (ユリ科ギボウシ属)
我が家の雑草園の離れである離れの裏に咲いています。
離れに廊下を付けて、お隣との境界のブロック塀との間にエアコンの室外機を設置したものですから離れの裏に行きにくくなってしまいました。
そういうわけで、久しぶりに裏の駐車場から覗いて見たところ、徒長してフェンスの間をくぐって咲いていました。




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- 2009/09/02(水) 22:05:12|
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カラスウリ (ウリ科カラスウリ属)
カラスウリの開花は夜間なので、懐中電灯を付けてピントを合わせてマクロレンズ用のリングライトを付けて撮らなくてはなりません。それも開花し始めから開花までを撮り終えると手も足も首筋も雌の蚊のキスマークだらけになります。
先日早朝にツユクサの写真を撮っていて少し縮んだカラスウリの花を見つけました(写真4)。
その翌日の晩に撮りに行きました。ところがいつまでたっても完全に開ききりません、蚊との戦いに敗れ開花まで待ちきず退散(写真5)。
先日より早起きすればまだ縮んでいないだろうと早起きして行ってみました。残念でしたナメクジに全部食べられていました写真(写真6)
駐車場と我が家の間のフェンスに成ったカラスウリの実、おるごどんに似てチョット歪んでいます。
昨年撮った
開花の様子はこちら↓開花した花(8月5日 21時32分)



↓写真4、早朝のカラスウリ(8月25日 6時59分)

↓写真5、完全に開ききらない花(8月26日 19時43分)

↓写真6、ナメクジに食べられてしまった花(8月27日 6時7分)

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- 2009/09/01(火) 22:22:38|
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