コナギ (ミズアオイ科ミズアオイ属)
かつて最強の水田雑草と農家に嫌われていたミズアオイの仲間で、良く似ています。
「菜葱」の漢字が充てられているのは食用にされていた名残ですが、ミズアオイが食用にされており「菜葱」とよばれ、それによく似て小さいから「小菜葱」でコナギが食用であったのではなさそうです。
ミズアオイ程水生ではなく普通の田んぼの畦の脇に生えています。
稲刈りが終わったら撮ろうなどと思っているとコンバインに踏みつけられた無残な姿しか残っていません。
花の特徴は6本あるオシベの1本が色違いであるところで、ミズアオイの花と同じです(最後の写真)





↓この花はミズアオイです。
テーマ:季節の花たち - ジャンル:写真
- 2010/09/30(木) 22:30:08|
- 花
-
| トラックバック:0
-
| コメント:4
オオニシキソウ (トウダイグサ科ニシキソウ属)
農道の脇に沢山咲いています。
花径が3mm弱なのに大錦と名付けられていますが、花径が1mmしかない小錦草よりはかなり大きいです。
名前の由来は赤い茎に緑色の葉、緑色から赤茶に変化する実に由来するものでしょう。
花の構造は非常に複雑で花びらのような白いものは花びらでもなくガクでもないのです?
同じトウダイグサ科のハナキリン(写真2)の中心部(黄色い部分)と同じだと思えば納得できないでもありません。
一般的な花のメシベの子房は花の基部にあるのですが、大錦草は花の外にぶら下がります。

↓これはハナキリンの花です。






テーマ:季節の花たち - ジャンル:写真
- 2010/09/29(水) 20:41:44|
- 花
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
お針箱 (嫁入り道具?)
実家の土蔵で見つけた昔懐かしい針箱、母親が嫁入り道具として持ってきたものだろうか?
引き出しが壊れて廃棄するものが、そのままになっていたようで、直し甲斐のあるレトロな針箱です。
↓外側は埃まみれで、引き出しは汚れているし割れている。

↓引き出しの中には化粧品だとか数珠とか衣料切符などの貴重品?が入っているが現金や貴金属は入っていない。

↓ひび割れて釘で補強してあったが隙間だらけで、使用に耐えられない引き出しはバラして修復することに。

↓割れている引き出し3個を木工用のボンドで修復しました。

↓たしか、一番上の蓋を開けたところに箱があってその奥には隠し箱があったようだが見当たらない。

↓お中元で頂いたソーメンの箱をばらして引き出しを作ることにしました。

↓隠し箱と針山入れの箱を作成。揖保の
糸の文字があるので糸入れにすると良いかも。

↓引き出しが引っかかって開け閉めしづらいのでテーブル用ワックスで着色と保護。真新しい隠し箱は古色に。

↓右奥の尺入れには和裁用の「
孔雀」じゃなく鯨尺(くじらじゃく)を入れました。

↓レトロな針箱の完成です。貴金属や株券を入れるのに便利です(有るわけ無いけど)
テーマ:DIY - ジャンル:その他
- 2010/09/25(土) 23:15:19|
- DIY
-
| トラックバック:0
-
| コメント:6
ワシュハッカ (シソ科ハッカ属)
こだわり農法のおじさんと自然解説員の奥さんがが、家の田んぼの畦に
ハッカ(ハッにアクセント)が咲いているというのですが、
ハッカと言われてもどんな植物か思いつきません。加賀八家なら奥村宗家、奥村支家、本多家、前田家(直之系)、前田家(長種系)、横山家、長家、村井家ですが・・・・。
言われた田んぼの周りを一回りして見つけたのがハッ
カ(カにアクセント)の花です。
オランダハッカとかミントは野生化外来種として河原などで見かけますが在来種のハッカは初めて見るかも知れません。





テーマ:季節の花たち - ジャンル:写真
- 2010/09/17(金) 23:12:00|
- 花
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
ふみ‐づくえ 【文机】 読み書きをする机
便箋で手紙を書く時代でもないのですが、成り行きで買ってしまったレトロな文机です。
総桐なのでとても軽く、もてない私でも片手で持てるので持ち運びに便利です。(携帯机か!)
開き扉には、わけの分らない四季の花が書かれていてとても素敵です。(模様も分らないのに何が素敵なのか!)
金釘を使っていないのに机自体は全くガタがなくしっかりしています。(だからって、使う予定もないのに買うのか!)
多少
禿げて剥げていますがワックスを塗れば綺麗になりそうです。(どこに置くのじゃ!)
()内は大蔵大臣のお言葉。
↓扉の桟に隙間があったので木工ボンドで修復しました。薄汚れた模様がレトロな感じを醸し出しています。

↓汚れを拭き取ると板絵の塗料が剥がれるので、キッチンペーパーを掛けてその上から洗剤(マイペット)を吹きかけ、軽く押さえます。経年の汚れが浮き上がってキッチンペーパーに浸み込みます。

↓汚れも取れましたが塗料も少し取れました。あまりしつこく掃除すると板絵が消えてしまうのでほどほどに。

↓開き扉の軸が折れているので菜箸の先端を削って差し込みました。

↓引き出しは汚れが目立ち、金具も緩んでいるので取り外して修復します。

↓木目に沿って真鍮のブラシで擦ると汚れが取れて、「浮造り」となり、木目が引き立ちます。

↓総桐だから重さは4.5キログラムしかありません。引き出しは綺麗ですが天板や角は塗装が剥げてボロく見えます。

↓
禿げ剥げ隠しに茶色のテーブル用ワックスを塗りました。

↓片方の引き出しを閉めると片方の引き出しが開く、その開いた引き出しを閉めると片方が開く、それを閉めると片方が開く・・・・・・・。良い仕事してますね~

↓完成です。
テーマ:DIY - ジャンル:その他
- 2010/09/16(木) 22:35:13|
- DIY
-
| トラックバック:0
-
| コメント:4
ヤハズソウ (マメ科ヤハズソウ属)
矢筈とは矢の羽の部分で葉を千切った形が矢羽に似ていることからヤハズソウの名前が付いたのでしょう。
芝生の刈り込みを怠っている芝生庭園の雑草です。ホテルの芝生広場に寝転がって撮りました。
カラスノエンドウとかハギの花に似ています。





テーマ:季節の花たち - ジャンル:写真
- 2010/09/14(火) 23:21:01|
- 花
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
エノキ (ニレ科エノキ属)
日本辞典からパクッテ見ました。
榎。漢字表記「榎」は国字で、夏に葉が茂り樹陰をつくり好まれたことから、木偏に夏という字を配したとされる。
熟した果実を小鳥が食べるのことから、「餌(エ)の木」に由来する説、「枝(エ)の多い木」に由来する説、一里塚に植えられた「選木(エリノキ)」に由来する説、鍬などの農機具の「柄(エ)」に使われたことに由来する説、よく燃えることから「燃木(モエキ)」が転訛したとする説がある。
吉光の一里塚
私の記憶が確かなら、むかしこの一里塚にあった説明板には「・・・実は疲れた旅人の空腹を満たす・・・云々」と書かれていました。こんな小さな実でお腹を満たすことなど無理です!と思いましたが、実は子どもの頃、実家に大きな榎があって良く食べました。
一粒拾って食べて見たところほのかに甘く、昔懐かしい味がしました。

↓文字が小さく見づらい場合はクリックすると大きく表示します。

↓夫婦のように2本の木が寄り添っているように見えますが

↓裏から見ると完全に1本の木です。

↓実の写真は別の場所で撮ったものです。



↓味はホロ甘く、甘柿の皮のような味です。
テーマ:赤い実 - ジャンル:写真
- 2010/09/02(木) 21:58:43|
- 樹木
-
| トラックバック:0
-
| コメント:4