稲架(はさ)は刈り取った稲を乾燥させる為の木組です。
今では殆んどの農家がコンバインで刈り取った籾をトラックに積み込んでカントリーエレベーターへ運んで乾燥するのですが、カントリーエレベーターでは自分の育てた稲と他所の農家が作った米が混ざってしまいますので、自分の作った米を食べたい、食べさせたいという、こだわり農家は自分で刈り取って稲架に掛けて乾燥させます。
稲架に一束づつ掛けるのは時間がかかるし、台風が接近すると稲架が倒れないようにせっかく掛けた稲を降ろさなくてはならないなど作業効率が悪いのでした。能登地方では湿田が多いとか、稲架で干したコメは美味しいなどの理由で殆んどの農家が「はさ」掛けでした。
加賀平野では耕作面積が大きく収量が多いために稲架では処理しきれないので、刈り取った田で数束づつ寄せて立てて乾燥したあと、夜露や雨にぬれないように「にゅう」に積み上げます。この方法は稲架に比べて十分な乾燥ができないのですが、作業効率が抜群に良かったようです。





↓昭和46年発刊のカメラ飛行・日本列島(山と渓谷社)より抜粋の金沢平野の航空写真です。菊の花模様は刈り取って乾燥中の稲。三つの点に見えるのが稲穂を中心に向けてを円柱状に積み上げた「にゅう」です。

↓刈り取った稲束を数束づつ立てて菊の花の様に横に並べて乾燥させています。その後夜露や雨にぬれないように「にゅう」に積み上げます。畔で囲まれた長方形の田に3つの「にゅう」を作っています。
テーマ:お散歩お出かけ写真 - ジャンル:写真
- 2012/09/19(水) 23:51:26|
- 実
-
| トラックバック:0
-
| コメント:5
ママコノシリヌグイ (タデ科タデ属)
海岸の漂着物を栄養にしてに群生していていました。
名前のわりには可愛い花です。可愛い花のわりには茎には鋭い棘がいっぱいです。
この茎でお尻を拭くのと、目玉に注射を打つのとでは、どちらが痛いでしょうか?





テーマ:季節の花たち - ジャンル:写真
- 2012/09/13(木) 22:31:20|
- 花
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
海キリン (ガントリークレーン)
五郎島から金沢港大橋に向かう道路で前方に現れる鉄骨製の巨大なキリンは、貨物船のコンテナーを積み降ろしするガントリークレーンです。
四足で首が長いことから海キリンと呼ばれています。金沢港では一匹だけ生息しています。
旅客船のASUKAⅡを撮ったついでに撮ってみました。



テーマ:お散歩お出かけ写真 - ジャンル:写真
- 2012/09/11(火) 23:35:47|
- その他
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
飛鳥Ⅱ (郵船クルーズの客船)
昨日、能登の実家からの帰りに金沢港大橋から金沢港を見ると大きな船が停泊していました。
車を近くの農道に停めて橋の上からカメラで覗くとASUKAと書かれています。
金沢港でこのような大型客船を見れるのはめったにないことなので港へ寄って撮ってきました。
全長240mもあって、真横からはスマホの横撮りでも全体が入りません。





テーマ:お散歩お出かけ写真 - ジャンル:写真
- 2012/09/10(月) 19:50:44|
- その他
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
キンミズヒキ (バラ科キンミズヒキ属)
タデ科ミズヒキ属の紅白のミズヒキとはなんの関係もない雑草ですが、我が家の雑草園ではミズヒキやタデの群生の中で一足早く咲いています。
ネットで生育環境に「日当たりの良い野原や、
野趣溢れる庭・林で見かける」とあるので笑ってしまいました。





テーマ:季節の花たち - ジャンル:写真
- 2012/09/01(土) 23:22:34|
- 花
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0