ハクサンタイゲキ (トウダイグサ科トウダイグサ属)
暑くなる前の6月初旬に撮った白山の花です。傷つけると白い乳液を出すので別名をミヤマウルシと言います。
「大戟」とはあまり聞かない名前ですが「灯台草」の中国名です。
暑くて説明する気力も出ないので詳細は
過去のブログを参照してください。





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- 2018/07/31(火) 11:53:45|
- 花
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ハグロトンボ (カワトンボ科アオハダトンボ属)
我が家の雑草園にカップルのハグロトンボがいました。
私の血を吸う藪蚊を餌としていたのですが、先日オニユリの写真を撮りに行った時には一羽になっていました。
雑草園の入口にはクモが巣を張っているのでひっかかったのでしょうか?
ここでの食物連鎖は、汚爺さん<藪蚊<ハグロトンボ<クモ のようになっているのでしょう。




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- 2018/07/28(土) 19:27:44|
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ナタカゴ (民具)
昔、民具と言われる自家用の道具類はたいてい自分で作りました。
鍬、鎌、鋸、斧、鉈などの金属の部分は鍛冶屋さんに作ってもらい、柄などの木の部分は自分で作ったのです。
私も鋸の柄は自分で作りました。他人の物を欲しがるのは恥ずかしいことです。欲しかったら自分で作るのがDIYです。
白山麓の素敵な鉈籠を作るにはイタヤカエデでヒゴを作らねばなりません。イタヤカエデの材料はネットをググっても出てきません。
編み方も勉強しなくてはなりません。幸いなことに檜笠の伝統工芸士が鶴来町の「うらら館」で体験工房をされていましたので編み方を教えてもらいました。
頭では理解できないので手で覚えるしかありません、私の口が動きすぎて手が止まってしまう為に先生との合作で二日間で1個作るのがやっとでした。
↓白山笠(檜笠)伝統工芸士の香月久代(かつきひさよ)さんのお父さんが使っていた鉈籠。

↓ヒゴを2枚重ねて丈夫に編んであります。

↓イタヤカエデは手に入らないので檜笠と同じヒノキのヒゴで作ります。編み方の練習ですから問題ありません。

↓難しいところは先生が、簡単なところは先生がわたしの手を取って編み、ようやく完成しました。

↓底は先生に作っていただいたので、私には理解できません。

↓イタヤカエデが手に入りませんので100円ショップでPPバンドを買って作って見ました。1週間程かかってようやく1個できました。
底は折り曲げただけの面なしです。

↓底はどうやって作るのか? 何日かかってもわかりません。今更先生に聞くのも恥ずかしいので自力で解決するしかありません。こんな帽子どうやって編んだのでしょう?

↓底の編み方の研究。PPバンドで作られた籠の底、白山麓伝統の斜め網代編み。1200円で購入したもの。材料代にもならないでしょう。

↓悩んでいても、頭で考えても理解できないので試行錯誤の毎日です。

↓確か先生は「2本追加して・・・」と言っていたので、前後左右にヒゴを2本づつ追加しました。

↓時々やってくる娘や孫に「汚爺さん、なにやってるの?」と言われながら組んでは解し、解しては組んでの毎日でようやく底ができました。

↓底さえできてしまえば後は普通に網代編みですから簡単です。

↓口の部分に輪を入れて輪を包み込むようにヒゴを折り返します。

↓口の部分に輪を入れて輪を包み込むようにヒゴを折り返します。

↓口の部分に輪を入れて輪を包み込むようにヒゴを折り返します。

↓紐通しを付けて完成で~す。ペットボトルでもいれましょうか。

↓「3個作れば覚えられる」との先生の教えを守って、3個目を作りました。

↓でも、未だに底づくりの法則は理解できません。皆さんも熱中症対策に涼しいお部屋で編み物はいかがでしょう。
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- 2018/07/25(水) 18:28:03|
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ナタカゴ (白山麓の民具)
先日まで「熱中症」でした。
ここでいう「熱中症」とは好きなことに執着しすぎることです。
熱中症になりそうになったら涼しい部屋で好きなことをしてゆっくりと過ごすことです。
水分の補給も忘れずにね。
先月、白山麓へ蕎麦を食べに行った際にとっても素敵なナタカゴを見つけました。
民家の玄関にぶら下げてあったのですが、勝手に触ることもできないので指をくわえて眺めていました。
数日後に再びその民家を訪ね、ご隠居さんが家の前で仕事をしていましたのでナタカゴを見せてもらいました。
↓隠居老人のお父様が自分で作って使っていたもので、今は隠居老人様が山仕事で使っているそうです。
お父様は器用な方で、いくつか作って知り合いの方にもさしあげていたそうです。わたしも欲しいです。

↓イタヤカエデで編んであります。長年使われていて良い味わいです。欲しいですぅ。

↓裏には板の鞘が付いていてノコギリが入っています。山仕事の道具は鋸と鉈がセットになっています。

↓白山ろく民俗資料館に展示してある鉈籠

↓鉈籠が鉈で傷つかないように籠の口に付ける刃垣。

↓薙ぎ畑(焼き畑)の様子(白山ろく民俗資料館)。原始的な農法です。腰に付けた大小の刃物がかっこいいです。欲しいですぅ。

↓わたしの愛用の鉈と鋸のセットです。未だ使ったことがありません。

↓白山麓では竹が育ちませんので篭類は木で作ります。編み方はどれも斜め網代です。(立ち入り禁止なので望遠で撮りました)

↓鶴来町の鍛冶屋さんで売っているナタカゴ。後学の為にヤフオクで買いました。作りが荒くて民具とは呼べないです。

↓檜細工の一輪挿し。編み方は上記のナタカゴと同じです。

↓網代編みですが、底がありません(一直線で面になっていません)

↓薙ぎ畑(焼き畑)で使用した檜笠。日除けにも使いますが焼き畑の炎の熱から顔や首を保護する為にも被ります。
檜笠は雨漏りしなく軽くて涼しいので現在でも需要があり、鶴来町で生産されています。
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- 2018/07/25(水) 16:50:29|
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オニユリ (ユリ科ユリ属)
連日の猛暑日で「不要不急な外出はひかえましょう」「この暑さはもはや災害です」とのことなので、冷房の効いた部屋から徒歩50歩の場所で撮りました。
マッチの軸のような雌蘂や花弁の乳頭状突起にピントを合わせるのに手間取って汗びっしょりです。




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- 2018/07/24(火) 18:36:15|
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ノウゼンカズラ (ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属)
暑中お見舞い申し上げます。
お昼のNHKニュースの第一声は「各地で命に危険が及ぶ暑さ・・・」です。
毎日、不要不急の外出は控えてくださいとか、こまめに水分を補給とか、無理せず適度に冷房を活用して・・・等のアナウンスがされております。
隠居老人は冷房の効いたお部屋でテレビを見るか昼寝していればよいのですが、隠居老人以外の方々はそうもいきませんね。
どんなに暑くても元気が良いのはノウゼンカズラです。




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- 2018/07/22(日) 08:58:06|
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コバノギボウシ (ユリ科ギボウシ属)
過去に我が家の雑草園にも咲いていたのですが、雑草に埋もれたのか最近は見かけません。
写真の花は里山の水が染み出ている斜面に咲いていたものです。




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- 2018/07/18(水) 22:08:43|
- 花
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オカトラノオ (サクラソウ科オカトラノオ属)
夏の森や林には白い花が多いです。
一般的に黄色い花にはミツバチやアブの仲間が、
白い花には蝶や蛾がやってきます。
日当たりの悪い森や林では黄色い花より白い花の方が有利なのでしょう。




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- 2018/07/16(月) 09:45:56|
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トリアシショウマ (ユキノシタ科チダケサシ属)
巷の人が、ショウマで連想するのは宇野昌磨ぐらいですが、
山野草好きな人は、白い夏の花を連想します。
トリアシショウマは夏の山ではお馴染みの花です。




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- 2018/07/14(土) 10:59:58|
- 花
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イワガラミ (アジサイ科イワガラミ属)
イワガラミの花も旬を過ぎてしまい撮るつもりはなかったのですが、蝶が止っているので望遠レンズで覗いたところ昨年の実でした。
両性花は実になってしまい、装飾花も純白では無くなっていました。
季節の移ろいは早くなっているようです。




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- 2018/07/12(木) 23:37:36|
- 花
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ヤマアジサイの実 (アジサイ科アジサイ属)
今日撮ったヤマアジサイの花の写真をパソコンに取り込んでいたところ実が写っていました。
花が実になり種になるのは当然なのでしょうが、今まで気にしていなかったので驚きです。
分かりやすい様に思い切りトリミングしてみました。




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- 2018/07/11(水) 21:51:04|
- 実
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銘菓 手取川昭和九年 (お菓子処 たなか)

昨日、白山市の「島」に住む親戚より頂いたお菓子です。
手取川の扇状地には○○島という地名が多くあります。
手取川が氾濫すると小高い土地の集落が海に浮かんだ島の様に点在することから、○○島と名付けられているのです。
「手取川昭和九年」というお菓子は、昭和9年7月11日に発生した白山麓
手取川流域の大水害を後世に伝えようとの思いで名付けられたのです。
発売の由来書きには「(前略) この聖なる川も一たび豪雨に見舞われると濁流渦巻く暴れ川と化し四度もの大洪水を重ね、左右両流域民は悲惨なる極を味わったが大正から昭和初期までは治水技術の完備で平穏に年代が過ぎ洪水の事など忘れ、平和が続きました。そんな時に突然、その母なる川が猛り狂い暴れ川と化したのです。それが昭和九年七月十一日である。前年の豪雪と前日から降り続く豪雨で川は濁流・怒涛・警鐘乱打・阿鼻叫喚の巷となり流域民は筆舌に尽くせぬ悲惨を極め多くの尊き犠牲者が続出、家屋は流出し穀倉地帯は泥海と瓦礫に化したのである (後略)」
死者97名・行方不明15名の昭和九年の手取川大水害の話は、私もこどもの頃、「海岸には大量の流木や倒壊した家屋の残骸が流れ着き、中には仏壇や保育器に入った赤ん坊もあった」と能登の両親から聞きました。
治山治水は自然に対する人間のおごりなのでしょうか?
このお菓子を食べながら「安全に暮らすには別の方法も考えないといけないのではないか」と思うのでした。
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- 2018/07/08(日) 21:36:26|
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ハンゲショウ (ドクダミ科ハンゲショウ属)
植物の半夏生の名前は七十二候の「半夏生」の頃に咲くことや、葉の半分が化粧したように白くなること(半化粧)が由来と言われています。
七十二候の「半夏生」は漢方薬の「半夏」が生える頃(7月2日~7月6日)とされています。
漢方薬の「半夏」とはカラスビシャクの地下にある球茎の皮を取って乾燥したものです。
今朝、生花とするのに切り取ったところとても爽やかな芳香が漂いました。ドクダミは「臭い(におい)」ですが半夏生は「香り(かおり)」です。




カラスビシャク 詳細は
こちらをクリックしてください。

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- 2018/07/07(土) 17:31:56|
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ノリウツギ (アジサイ科アジサイ属)
紙漉き体験でよく見かけるトロロアオイと同様に紙漉きの液体に「とろみ」をつけるのに用いられるので「糊空木」と名付けられています。
紙漉きでネリ(粘剤)を加えるのは、漉き舟の中で紙の繊維を均一に浮遊させるのが目的であり、紙の繊維をくっつけるのが目的ではありません。
したがって、糊空木の糊とは接着剤ではなく「ねばねばしたもの。また、それを薄くといたもの。」という意味合いです。





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- 2018/07/01(日) 09:11:58|
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