FC2ブログ

「花もわたしを知らない」

花と写真の学習帳

日本橋西河岸地蔵寺

日本橋西河岸地蔵寺 (東京都中央区八重洲1丁目2-5)

一石橋の「まよい子しらせ石」から日本橋の方へほんの少し歩くと高層ビルの谷間に小さなお寺があります。案内板に我が郷土の文豪鏡花のことが書かれておりました。「見学希望の方は、本堂まで申し出てください」と書いてあるのですが本堂が見当たりません。とりあえずガラス越しにお堂の中を覗いていると、仏像の顔がこちらを向いたのです。『ひぇ~!』心臓がとまるかと思いました。お堂の扉が開いて「どうぞお入りください」と仏像が・・・、じゃなかった管理人のおばあさんでした。

解説がめんどくさいのでパクリます。
大正4年(1915)3月、本郷座で泉鏡花原作「日本橋」初演のおり、当時21歳の無名であった新派の俳優、花柳章太郎は、お千世の役を熱望し、劇と縁の深い西河岸地蔵堂(昭和24年、日本橋に然し地蔵寺教会となる)に祈願をしました。「日本橋」は檜物町(現在、日本橋3丁目、八重洲1丁目)の花街を舞台とした、いわゆる日本橋芸者の物語で、お千世は登場する芸妓のひとりでした。章太郎は、この劇でお千世役に起用されて好演し、これが出世役となりました。ここに所蔵される「お千世の図額」は、2度目のお千世役である昭和13年の明治座上演の際に、章太郎が奉納したものです。この絵を描いた小村雪岱は、「日本橋」の本の装丁や挿絵も担当した日本画家で、図額には章太郎と鏡花の句も添えられています。この「お千世の図額」は、地域にもゆかりの深いものとして、中央区民有形文化財に登録されています。(見学希望の方は、本堂まで申し出てください)平成7年3月中央区教育委員会


↓グーグル地図ストリートビューで下から見上げた感じにしてコピーして貼り付けました。便利です。
日本橋西河岸地蔵寺


↓ 「桃割に結ひて貰ひし春日かな」章太郎
   「初蝶のまひまひ拝す御堂かな」鏡花
板絵着色お千世の図額991128


↓ 娘の為に買いました。
日本橋西河岸地蔵寺縁結びの絵馬


↓鏡花の照葉狂言にでてくる異母姉妹の悲しい物語の碑(石川県金沢市菊川2-3-8、法然寺)
おぎんこきんの碑990828

テーマ:お散歩カメラ - ジャンル:写真

  1. 2009/02/27(金) 22:47:42|
  2. その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<二宮金次郎 | ホーム | >>

コメント

今日はすっかり"大正・昭和"にタイムスリップしました。

高層ビルの谷間にしっかりしがみつくように残っている空間がとても貴重です。
「縁結びの絵馬」なのでしょうか?
  1. 2009/02/28(土) 20:21:54 |
  2. URL |
  3. kaach #-
  4. [ 編集 ]

kaachさん
こんばんは。
高層ビルの谷間というか、地価が高くてあまり広大な敷地が取れないのですね。
本堂はどこかと探しましたがこの小さなお堂が本堂なんですね。
鏡花の文学は古くて面白いですね。高野聖、夜叉が池など単純で読みやすいですね。
  1. 2009/02/28(土) 23:42:22 |
  2. URL |
  3. おるごどん #-
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://orugodon.blog17.fc2.com/tb.php/1242-7aee38a6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィール

おるごどん

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する