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「花もわたしを知らない」

花と写真の学習帳

National Registrierkasse N1600 その(2)

National Registrierkasse N1600 はドイツ語です。
英語ではNational Cash Register N1600、日本語ではナショナル金銭登録機 N1600号です。

この骨董レジスター、ハンドルでは正常に動作するのは確認しました。
しかし電源ケーブルはモーターの付け根で切断されていましたので、モーターが故障しているようです。
モーターを外して、買ってきた電源ケーブルを接続し、恐る恐るコンセントに差し込むとモーターは正常に動きました。モーターが問題なく回るのでレジスターに取り付けて、レジスターの作動ボタンを押してみたところガシャガシャガッシャ~ンと問題なく動きました。
ところが金額が0円の場合は問題ないのですが、金額をセットすると合計器や桁上げ機構の負荷が掛かるために途中で止まってウ~ン唸ってしまいます。途中で止まったままではモーターが焼けてしまいます。それで電動では使えない様に電源ケーブルを切断して、手回しハンドルで使用していたのでしょうか?
ハンドルで廻した感触では特に動作に重さを感じないので、やっぱりモーターのパワーが弱い様な気がしす。モーターを分解してみたところ軸受やギヤには問題がなく、やっぱり昔のモーターだからパワーが足りないのか?それともレジの機構に油切れがあって動きが重いのか?
とりあえず手動で使うしかないと分解したモーターを元に戻そうと、組み上げているとカーボンブラシ(整流子)のサイズがブラシ取付穴よりかなり小さいことに気が付きました。
ホームセンターで大型のブラシを買ってきて、サイズが合うようにヤスリで削って取り付けるとモーターのパワーが大幅にアップしました。一番負荷が掛かる合計器のゼロ戻しの操作でも全く問題なく電動で作動しました。


↓モーター貼り付けてある仕様書:
ナショナルキャッシュレジスター有限会社アウグスブルグ工場製
交流モーター
50/60サイクル
90~110ボルト
120ワット
National Registrierkasse 1215


↓モーターの制御部:抵抗とコンデンサーで位相をずらして作動させ、ギヤボックスで減速しています。
National Registrierkasse 1216


↓完全分解の図
National Registrierkasse 1217


↓カーボンブラシ(整流子)の幅:左が付いていたブラシ、中央が適切な幅に削ったブラシ、右は削る前の大型のカーボンブラシ。
National Registrierkasse 1218


↓カーボンブラシ(整流子)の厚み:左が付いていたブラシ、中央が適切な厚みに削ったブラシ
、右は削る前の大型のカーボンブラシ。
National Registrierkasse 1219


↓いざという時にモーター焼けを防止するためにヒューズを取り付けました。仕様書の100ボルト120ワットから計算(120W÷100V=1.2A)して2アンペアのスローブロー。
National Registrierkasse 1220


↓完成図
National Registrierkasse 1221
ほぼ完全に復元しましたのでこれでお終い、にしたいところですが・・・・

その(3)完結編につづく

テーマ:DIY - ジャンル:その他

  1. 2012/02/11(土) 00:02:25|
  2. NATIONAL CASH REGISTER
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