「花もわたしを知らない」

花と写真の学習帳

溝隠し

ミゾカクシ (キキョウ科ミゾカクシ属)

田の溝を覆い隠すほど繁茂するのでその名が付いたのでしょう。田んぼの水路や畔の脇の湿地に群生しますが、畔を覆い隠すことから畔筵(アゼムシロ)とも呼ばれています。

筒状に先端がくっ付いた5本のオシベの中心にメシベがあって、オシベの先端を突き破ってメシベが顔を見せます。
雄性先熟なので、くっ付きあったオシベ(集約雄髄)の筒の先端部で熟したオシベの花粉はメシベに押されて筒の先に出ます。オシベの花粉が出終わった後で集約雄髄を突き破って出てきたメシベの先端が開き受粉可能状態となります。

花弁の後ろがパックリと開いているのは、筒状の花弁だとハチやハエが身動きできなくなるので、花弁が開きやすい様に切れているものと思われます。


↓柱頭が開いたメシベ
ミゾカクシ1301


↓集約雄髄(オシベ)の先端
ミゾカクシ1302


↓花クモが隠れています
ミゾカクシ1303


↓集約雄髄の根本、5本のオシベが上部でくっ付いて円柱となっている。中心にはメシベがある。
ミゾカクシ1304


↓ハエによってオシベの基部が押されるとオシベの筒状部分が下がって、オシベの先端部に溜まっていた花粉は閉じたメシベの柱頭に押されてハエの背中にこぼれ落ちる(と思われます)
ミゾカクシ1305


ミゾカクシ1306


ミゾカクシ1307


ミゾカクシ1308

テーマ:季節の花たち - ジャンル:写真

  1. 2013/08/24(土) 23:03:10|
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