「花もわたしを知らない」

花と写真の学習帳

道場

道場 (仏教道場)

先週、今週と白山麓の紅葉狩りを兼ねて白山麓のいくつかの道場を訪ねてきましたのでリポートします。
白山麓の村々には昔から道場という仏教施設があって、遠く離れたお寺の出張所の様な役割を担ってきました。
月に1・2度の仏教行事以外にも、集落のコミュニティセンターとして利用されているようです。


↓小松市の歓帰寺(浄土真宗大谷派=東本願寺派)の内尾道場です。
内尾地区は白山セイモアスキー場で賑わったのですが、バブルの崩壊とスキー人口の減少で今は数戸しかない限界集落となっています。
内尾道場1301


↓道場という看板があるので、お寺で少林寺拳法でも教えているのではと勘違いしそうです。
内尾道場1302


↓地元の方のご厚意で道場内を見せていただきました。
道場の由来によると本堂建立は1800年(寛政十一年)らしいです。写真は大正か昭和の初め頃と思われます。
内尾道場1303


↓1959年(昭和三十四年)の大改修の落成記念写真で、当時は50数戸もあったそうで、多くの村人が写っています。造りが立派になって屋根も茅葺から瓦葺に替わっています。
内尾道場1304


↓1989年(平成元年)に現在地に移築したときの移動の様子です。瓦葺から鋼板葺に替わっているのは、豪雪による屋根瓦の破損で修復費用がかかるので、屋根雪が落ちやすい様に鋼板に葺き替えたのだそうです。
内尾道場1305


↓内陣と外陣の間の左右の欄間には立派な龍の彫刻が嵌めてあります。この龍の欄間は明治の廃仏毀釈で取り壊された能登の石動山天平寺にあったものだそうです。
内尾道場1306


↓賽銭篭はお参りに来られた方からお坊さんへのお礼としての小銭を集める為の物で、竹製ではなくコツラ(マタタビの蔓)で出来ています。新しい方も作られた方が最近亡くなられたそうで、貴重なカゴです。
内尾道場1307


↓こちらは、白山麓民俗資料館の敷地に移設して展示されている東二口の道場です。こちらは民俗資料館の入館料を払えばいつでも内部を見ることができます。二階の窓には半鐘と板木が下がっています。
旧表家道場1308


↓旧表家の案内
旧表家道場1309


↓内部は綺麗に管理されています。
旧表家道場1310


↓蓮如様の教えが数え歌になっています。
旧表家道場1311


↓蓮如上人御詠歌。
旧表家道場1312


↓こちらは女原の道場です。外見は普通の民家か集会場にしか見えませんが、一階屋根に半鐘が吊るしてあるので道場だということが分かります(私は近所の人に教えてもらってようやく分かりました)。 半鐘は屋根に上がらないと打てないので単なるシンボルのようです。
女原道場1313


↓こちらは中宮東道場です。中宮集落には東と西の二つの道場があります。これは集落が大きいからではなく、集落の人々が同一の寺の檀家ではなく所属するお寺が別なために道場が複数あるものと思われます。
こちらも内尾とおなじく白山中宮スキー場が営業していたころはスキー客の民宿で賑わっていたのですが、現在は限界集落化しているようです。
中宮東道場1314


テーマ:史跡・神社・仏閣 - ジャンル:写真

  1. 2013/11/10(日) 00:38:01|
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