クルマバハグマ (キク科コウヤボウキ属)
名前の由来は、葉の形が矢車に似ていて、花が終わった後の綿毛がハグマに似ていることから・・・
ハグマは白熊と書きますが、毛槍の先に付いている白い毛のことを言います。この毛はヤクの毛で作られていて、白い毛をハグマ(白熊)、赤い毛をシャグマ(赤熊)、黒い毛をコグマ(黒熊)と言います。
花はキク科で数個の小花で花冠を構成しています。小花は筒状花で先端が5つに分かれてカールします。
オシベは集約雄髄で5つのオシベがくっ付きあって筒となり、おりその中をメシベ(花柱)が伸びてきます。
メシベは雄髄から出てから先端が割れて受粉可能となることから自家受粉を避けているようです。
小花の基部には綿毛となる毛(冠毛)が準備されています。







テーマ:季節の花たち - ジャンル:写真
- 2014/10/20(月) 19:19:28|
- 花
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