「花もわたしを知らない」

花と写真の学習帳

筵の耳

実家の土蔵に昔の筵織り機の金具が残っています。
私はこの筵織り機がどのように使われていたのか記憶がないのですが、一人で筵が織れる織り機だったようです。
資料館や博物館で展示されているのは二人で織る原始的なものです。
かねてより、筵の耳(端折)はどのように処理されているのか知りたかったのですが、先月、勝山の年の市で、二人で織る筵織りの実演があって、筵の耳の処理方法を確かめることができました。

↓お爺さんが綜絖と筬を兼ねた木枠で経縄(麻紐)を操作し、お婆さんが竹の棒の先端に藁を括り付けて経縄(麻紐)の間を通します。
筵織り-1601


↓一本の藁を通す度に藁の端を折り返して筵の耳を処理します。手が荒れないように手袋をしているので難儀していますが、昔の人は素手でした。
筵織り-1602


↓上から二番目の藁を、一番上の藁の上で右端の経縄を反時計回りに巻いて、端から2番目の経縄を時計回りに巻いて右端の経縄の後ろへ出します。次にお婆さんが次の藁を通したら、上から二番目の藁をおじいさんが左端で折り返します。一本ごとに交互に折り返す訳です。(わっかるかな~、わかるわけないよね~)
筵織り-1603


↓今織っている筵の耳の処理は理解できたように思ったのですが、お爺さんが敷いている筵の端は今織っているものと処理が違うようです。これはどうなっているんだぁ~! 
筵織り-1604


↓こちらは新潟県立博物館にあった叺(カマス)です。筵を二つ折りにして両端を縫ったものですが、筵の縦縄を編み込んでいる処理が美しいです。
筵織り-1605
  1. 2016/02/24(水) 23:27:05|
  2. その他
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  4. | コメント:5
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コメント

コモ

こもって雪で滑らなくするためにスーパーの入り口に敷いてあったりする以外に今は何に使われているのでしょうか?
  1. 2016/02/25(木) 00:54:54 |
  2. URL |
  3. kaach #-
  4. [ 編集 ]

菰と筵の違いは字をみればわかる

kaach さん
こんばんは。

ブログのテーマはコモではなくムシロです。
コモは一回きりの消耗品で、今でも滑り止めとか樹木に巻いて防虫とか、土塀の雨よけ等に使われていますね。
ムシロは繰り返し使うもので、昔は農業用のシートとして脱穀や穀物の乾燥等に使われましたが最近はブルーシートに取って代わられました。、保温性や吸湿性があるので敷物にも使われましたが、最近は使われていないようです。

コモも筵も稲わらの織物ですが、端(縁)を処理してないのがコモで、縁取りがされているのがムシロです。
  1. 2016/02/25(木) 22:57:35 |
  2. URL |
  3. おるごどん #-
  4. [ 編集 ]

そうでした。

漢字の読み違えでした。
お恥ずかしい
  1. 2016/02/25(木) 23:14:47 |
  2. URL |
  3. kaach #-
  4. [ 編集 ]

むかしむかし

よなべのある日 むしろを織っていた父の田舎の情景を 
思い出しました。あまり高くない機でした。国東半島のあるまちで
むしろ織を 応用した卓上の織り機がある 習いに行こうと 誘われ 
一枚織って 小さな織り機も買いましたが 10年くらい 
ほったらかしで 先日処分しました。先人の知恵は 芸術的で
実用で 素晴らしいものですね。納屋の二階にあった 米を
干したと思われる むしろも 捨ててしまいました・・・
  1. 2016/02/29(月) 05:33:44 |
  2. URL |
  3. 小紋 #-
  4. [ 編集 ]

小紋 さん
おはようございます。

夏は「木陰でムシロを敷いてお昼寝」 をしてみたいです。
小さな織り機、捨てたんですか?もったいない。オークションで高く売れたのにぃv-8
思い出以外は持っていけるものでもないので処分するしか仕方がありませんものねv-12
天の川のほとりでムシロを敷いて機織りなんて素敵ですね。
  1. 2016/02/29(月) 09:55:00 |
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  3. おるごどん #-
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