「花もわたしを知らない」

花と写真の学習帳

でか山

でか山 (青柏祭)

「でか山」とは石川県七尾市で行われる青柏祭の曳山のことです。青柏祭を「でか山」と言うこともあります。
祭り見物に来た者が曳山のあまりの大きさに口あんぐりで、「でっか~!(でっかい!)」と感歎することから、この祭りを「でか山」というようになったとか・・・。

話は遡って一昨年の春、能登旅行の帰りに七尾を徘徊していると、公民館の前に長い蔓が山積みにされているのを見つけました。
学な私は
「公民館で葛粉を採取する講習会でもあるのですか?」と公民館で聞きました。
「いいえ、あれはでか山に使う藤蔓です」
「藤蔓は木に巻き付いているのであんなに真っすぐではないでしょう。あれはどう見ても葛の蔓に間違いありません」
「いいえ、葛の蔓ではありません、珠洲の山奥から採ってきた藤の蔓です。でか山を見に来れば分かりますよ」

ということで、どれだけでっかいのかは見た人しかわからないのですが、この大きさを孫たちにも見せてあげたくて連休で混雑しているとは思いながらも七尾に行ってきました。
私が一番感動したのは、無料の駐車場から無料のシャトルバス(マイクロバス)で待ち時間なしで送迎してくれたことです。



↓曳山は北前船を模して造られたと云われ、合掌造りの屋根を逆さまにしたような構造で、筵(むしろ)でおおっています。昭和の初め頃の七尾港は筵の積み出し港だったのですが、現在この筵はどこから手に入れているのでしょう?
でか山 1701

↓高さ12m。上開き13m。重さ20トン、中には歌舞伎飾りの人形と本物の人間が乗っています。一番上の段まで人で埋まるともっと重くなります。
でか山 1702

↓「重くて梃子(てこ)でも動かぬ」ってことはなく、引いてもだめなら梃子で動かします。
でか山 1703

↓梃子にはいろいろな種類があります。動かす梃子に、曲げる梃子、止める梃子。
でか山 1704

↓大きな止める梃子、トラックのタイヤ止め程度ではありません。巨大な曳山を安全に運行させるには瞬時に止める必要もあります。小さな曲げる梃子は油を塗って車の前方側面から噛ませて車を横滑りさせてでか山を曲げます。車は造船技術を使って作られています。側面に「アリ契り」(蝶ネクタイ)が見えます。
でか山 1705

↓車の直径は2m、木造で外側は漆塗りです。
でか山 1706

↓自分で登れないちびっ子は乗れません。(梯子や階段はありません)
でか山 1707

↓○○と煙はなんとやら。○○の孫も○○ですね~。
でか山 1708

↓大量の藤蔓。生でないと使えない。
でか山 1709

↓どこに藤蔓が使われているのかわからない。ロープしか見えない?
でか山 1710

↓車の構造模型(使い古し)
でか山 1711


テーマ:お散歩お出かけ写真 - ジャンル:写真

  1. 2017/05/20(土) 15:39:37|
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