ミゾカクシ (キキョウ科 ミゾカクシ属)
昔は田の雑草だったのですが、除草剤の普及で近頃はあまり見かけません。
近くの無農薬農法の田に沢山生えていたのですが、耕作放棄地となってからは他の雑草の勢いに押されて消滅しそうです。
キキョウ科の花の特徴である雄性先熟ですが、雄しべは葯が円形に合着した集葯雄蕊となっています。
雄性期に集葯雄蕊の先端から花粉を出し、その後雌性期となり集葯雄蕊の中から雌しべが顔を出して先端が二つに割れ、受粉可能となります。花弁には2個の突起したネクターガイドがあり、その上に雌しべがあるので昆虫の背中に付いた花粉が雌蘂に付きやすい構造となっています。





テーマ:季節の花たち - ジャンル:写真
- 2018/09/22(土) 22:40:29|
- 花
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